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皆さんこんにちは!
合同会社りひと、更新担当の中西です。
さて、本日は第5回訪問看護雑学講座!
テーマは「セルフケアと生活習慣改善で在宅療養をサポート」です。
目次
前回は緊急時の対応マニュアルと備えのポイントをご紹介しました。
今回は、日々の生活の中で患者様自身が取り組めるセルフケアと、生活習慣を改善して在宅療養をより快適にするコツを解説します。
三大栄養素のバランス
主食(炭水化物)・主菜(たんぱく質)・副菜(ビタミン・ミネラル)を意識して食事を組み立てましょう。
簡単調理の活用
下ごしらえ済み食材や宅配食サービスを取り入れ、無理なく栄養補給。
水分補給
脱水を防ぐため、1日1.2~1.5Lを目安にこまめに摂取。特に夏場や発熱時は意識して水分をとりましょう。
室内ストレッチ
寝たきりや歩行が困難な方も、手足の関節を軽く動かすストレッチを1日2回、各5分程度行うと血行促進に。
体位変換
長時間同じ姿勢を続けると褥瘡(床ずれ)リスクが高まります。2時間ごとに仰向け→横向きへと体位を変えましょう。
椅子座位での足踏み運動
椅子に座ったままでもかかとを上下に動かすことで下肢の血流改善に役立ちます。
就寝・起床リズムの固定
毎日同じ時間に寝起きすることで体内時計が整い、深い睡眠を促進。
環境整備
室温は18~22℃、湿度40~60%を目安に調整。遮光カーテンや耳栓で静かな環境を作りましょう。
昼間の短時間仮眠
30分以内の仮眠は疲労回復に効果的ですが、長すぎると夜間の睡眠に影響します。
リラックス習慣
好きな音楽を聴く、アロマを焚くなど、心が落ち着く時間を1日1回作りましょう。
コミュニケーション
家族や訪問看護師との会話で気持ちを共有。悩みや不安を言葉にすることでストレス軽減につながります。
簡単な認知トレーニング
計算ドリルやクロスワードなどを1日数分取り入れ、脳を活性化。
セルフケアプランの作成
看護師と相談し、無理なく続けられる運動・栄養プランを立てます。
進捗の共有
訪問時に取り組み状況を報告し、効果や困りごとをフィードバック。
モチベーション維持
小さな目標設定と達成の記録を行い、達成感を得られる仕組みを作りましょう。
以上、第5回訪問看護雑学講座でした!
次回の第6回は「緊急時の対応マニュアルと備えのポイント」をお届けします。
緊急時にも慌てず対応できるよう、具体的な準備と手順を解説しますので、ぜひご期待ください!
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